西暦1899年(明治三二年)

日本に初めてペストが侵入
ダフィット・ヒルベルトが、現代的な幾何学の概念を築いた著書『幾何学の基礎』を出版。
清・義和団事件。 


1月1日、クイーンズ島とスタテン島がニューヨーク市に合併。
1月3日、「ニューヨークタイムズ」紙の社説において、「自動車(automobile)」という単語が使用される(確認できる最も古い例)。
1月17日、アメリカ合衆国がウェーク島を併合。
1月19日、アングロ=エジプト・スーダンの成立(イギリスとエジプトによるスーダン支配の開始)。
1月19日、勝海舟、脳溢血により意識不明となり、21日死去。最期の言葉は「コレデオシマイ」だった。 墓は勝の別邸千束軒のあった東京大田区の洗足池公園にある。千束軒は後の戦災で焼失し、現在は大田区立大森第六中学校が建っている。
1月21日、ドイツの自動車メーカー・オペルが操業開始。
1月22日、オーストラリアの6つの植民地代表がメルボルンで会合。
1月22日、クウェートがイギリスの保護国となる。

2月1日、東京・大阪間に電話開通
2月2日、オーストラリアの州知事会議は、首都をメルボルンとシドニーの間におくことに合意(現在のキャンベラ)。
2月4日、フィリピンのマニラで暴動が発生(米比戦争の開戦)。
2月6日、アメリカ合衆国上院において、米西戦争の講和条約が批准される。
2月7日、中学校令改正、実業学校令公布
2月8日、高等女学校令公布

3月2日、ワシントン州のレーニア山国立公園が設立される。
3月6日、バイエル社がアスピリンを商標登録する。
3月7日、紀伊半島南東内陸で地震。死者7人。山崩れ多数。太平洋郵船のタコマ号が海震を観測。(日本被害地震総覧)

4月3日、横浜港を2月18日に出港した日本人790人が佐倉丸でペルー・アンコン港(カヤオ港)に上陸(「ペルー日本友好の日」)。

5月18日、ロシア皇帝ニコライ2世の提唱によりオランダのハーグで第1回平和会議が開催された。

6月12日、阪神電気鉄道の前身、摂津電気鉄道株式会社が設立される。
6月20日、東京の歌舞伎座で、国産第一号の活動写真『芸者の手踊り』が上映される。
6月27日、A・E・J・コリンズがクリケットの史上最高得点記録(628点)を樹立(試合開始6月22日)

7月14日、ボリビア領だったアクレ州が独立を宣言。後にブラジルが介入してアクレ紛争となり、アクレ州は1903年にブラジル領となる。
7月17日、日本電気(通称NEC)が設立される。
7月21日、布引丸事件。フィリピン独立革命のための物資を積んだ船が東シナ海で沈没する。
7月25日、日本、ベルヌ条約に加盟する。
7月29日、第1回ハーグ平和会議が終了し、ハーグ陸戦条約が締結される。

8月15日、森永太一郎によって森永西洋菓子製造所(森永製菓の前身)が創業。

9月19日、アルフレド・ドレフュスが釈放される。

10月11日、第二次ボーア戦争が開戦。
10月18日、コロンビアで千日戦争勃発。

11月20日、第14議会召集。

12月2日、米比戦争: ティラード・パスの戦い
12月19日、福井銀行設立
12月26日頃、ボーア戦争: マフェキングの戦いが始まる。翌1900年5月11日までの217日にわたる包囲戦の末、イギリスの優位が確定。