西暦1925年(大正一四年)

概要

芦ノ湖にブラックバスが放流 米国テネシー州で進化論を教えることを禁ずる州法を犯した高校教師が裁判にかけられる 東京港に日の出桟橋建設 帝国女子医学専門学校(東邦大学の前身)設立 シリウスの伴星として白色矮星が発見 レニウムが発見される フランスのカルメットとゲランが弱毒化したウシ型結核菌を『BCG』と命名 マスキングテープ発明される 細井和喜蔵『女工哀史』 水俣漁業組合、日窒水俣工場に工場廃水による被害補償要求 茨城県土浦市文京町にある神龍寺の24代住職であった秋元梅峯が霞ヶ浦海軍航空隊と親交が深かったことから、航空殉難の霊を慰めるとともに不況で疲弊した土浦の経済を活性化するという趣旨で霞ヶ浦湖畔の埋立地で私財を投じて花火の打ち上げを始めた。後に、土浦市が引き継ぎ土浦全国花火競技大会になる。


1月1日、娯楽雑誌『キング』創刊
1月3日、イタリアのベニート・ムッソリーニが独裁宣言
1月20日、日ソ基本条約締結(日本はソ連を承認)
1月20日、レフ・トロツキー失脚
1月20日、同人雑誌『青空』創刊(梶井基次郎『檸檬』)

2月15日、全日本スキー連盟創立
2月17日、ハワード・カーターがエジプトの王家の谷でツタンカーメンの王墓を発見
2月20日、丸善『理科年表』創刊
2月20日、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)再建

3月18日、東京日暮里で大火(焼失2100戸)
3月22日、東京放送局(後の日本放送協会)がラジオ放送開始
3月24日、京王電気軌道(後の京王帝都電鉄)新宿-八王子間開通

4月1日、新橋演舞場開場
4月18日、国際アマチュア無線連合結成総会開催(パリ大学)
4月22日、治安維持法公布
4月26日、ドイツ大統領選挙にパウル・フォン・ヒンデンブルクが当選
4月28日、イギリスが金本位制に復帰
4月28日、「汽車時間表」(後のJTB時刻表)創刊

5月1日、キプロスが英国の直轄植民地となる。
5月1日、活動写真フィルム検閲規則が内務省令で発令
5月1日、松屋呉服店(後の松屋)銀座店開店
5月5日、普通選挙法公布(25歳以上の男子に選挙権)
5月23日、北但馬地震。豊岡、城崎を中心に大被害。全壊1733軒、半壊815軒、焼失2328軒。死者465人、負傷1016人。葛野川河口付近で10haが陥没して海となる。
5月23日、ファシスト党党首ベニート・ムッソリーニが議会制民主主義を潰す。
5月30日、上海で五・三〇事件
5月30日、北海道製酪販売組合(後の雪印乳業)設立

6月2日、五・三〇事件対応のため日米伊の陸戦隊が上陸
6月6日、米国でクライスラー社設立
6月17日、ジュネーヴ議定書署名( 化学兵器・細菌兵器使用禁止)
6月17日、ベトナムでホー・チ・ミンがベトナム青年同志会を結成

7月1日、広東に国民政府が成立
7月18日、アドルフ・ヒトラー『我が闘争第1巻』公表
7月18日、ハイゼンベルクが量子力学の行列表示を行う行列力学に到達

8月8日、クー・クラックス・クラン第1回全国大を開催(ワシントンD.C.)

9月18日、帝国議会議事堂全焼
9月20日、東京六大学野球のリーグ戦が始まる(10月19日、早慶戦が復活)。

10月10日、北京で故宮博物院開設

11月1日、山手線で環状運転開始(御徒町駅開業・秋葉原駅旅客営業開始)
11月9日、アドルフ・ヒトラーを保護する組織としてナチス親衛隊設立
11月13日、東京帝国大学に地震研究所開設
11月13日、柳田国男が雑誌「民族」を創刊。民俗学と民族学の連携を提唱。

12月1日、ロカルノ条約調印(ライン国境の現状維持と不可侵など)
12月1日、農民労働党結成、即日結社禁止
12月1日、京都学連事件、京都府警察部特高課が京大・同志社大などの社研部員33名を拘束。
12月12日、レザー・ハーンがペルシア皇帝(シャー)に即位(パフラヴィー朝の成立)
12月13日、東海道本線が国府津駅まで電化
12月18日、ソ連で第14回共産党大会開催(スターリンの一国社会主議論が採択、トロツキーの永続革命論は排除)
12月25日、第51議会召集
12月27日、鈴木商店(後の味の素)設立
12月28日、大日本相撲協会(後の日本相撲協会)設立
12月28日、朝鮮総督府庁舎完成