西暦1949年(昭和二四年)

1949年 概要

第一次中東戦争が起こる。 ギリシャ、独立120周年。


出来事

1月25日、中国共産党が北京奪回。
1月25日、第1回エミー賞授賞式開催。

2月11日、第5特別国会召集(5月31日閉会)。

3月1日、ピジョン、
3月7日、日本、ドッジ・ライン(財政引き締め)実施。
3月31日、カナダ10番目の州としてニューファンドランド・ラブラドール州が加わる。

4月、武蔵工業大学(現東京都市大学)設立。
4月1日、エールがイギリス連邦を脱退し、アイルランド共和国成立。
4月4日、アメリカ合衆国を中心に北大西洋条約を調印。NATO発足。
4月7日、高田ドブロク事件 4月23日、中国共産党軍、中華民国の首都南京を制圧。

5月1日、海王星の衛星ネレイドが発見される。
5月5日、ロンドン条約に基づき欧州評議会発足。
5月11日、イスラエルが国際連合59番目の加盟国として認められる。
5月11日、シャム王国が国号をタイ王国に正式変更する。
5月12日、ソ連、ベルリン封鎖解除。
5月16日、東京、大阪、名古屋の3証券取引所が取引再開。
5月20日、中国国民党、台湾に戒厳令施行。
5月23日、ドイツのうち、連合国(アメリカ合衆国、イギリス、フランス)により分割占領されていた、後の西ドイツに相当する3つの占領地域が統合される。
5月25日、通商産業省発足。
5月22日、佐賀県基山町の因通寺への行幸、昭和天皇の暗殺未遂事件が起こる。 天皇暗殺を目的として洗脳されたシベリア抑留帰還者が、天皇から直接言葉をかけられ、一瞬にして洗脳を解かれ「こんなはずじゃなかった、俺が間違っておった」と泣き出したことがある。天皇は引き揚げ者に「長い間遠い外国でいろいろ苦労して大変だったであろう」と言葉をかけ、長い年月の苦労を労った。同地ではまた、満州入植者の遺児を紹介されて「お淋しい」と言い落涙した。別の遺児には「また来るよ」と再会を約する言葉を残している。行幸に際しては、食事についてなど、迎える国民に多くの生活に密着した質問をした。行幸の時期も、東北地方行幸の際には近臣の反対を押し切り「東北の農業は夏にかかっている」と農繁期である夏を選ぶなど、民情を心得た選択をし、国民は敬意を新たにした。巡幸での炭鉱訪問の際、労働者から握手を求められたことがある。この時にはこれを断り、「日本には日本らしい礼儀がありますから、お互いにお辞儀をしましょう」とお互いにお辞儀をするという提案をして実行した。

6月、朝鮮労働党結成。 6月、西南学院大学設立。
6月1日、公共企業体日本国有鉄道、運輸省から独立。
6月1日、日本専売公社の公社化。「しんせい」発売。
6月1日、日本工業規格を規定する工業標準化法が制定される。
6月2日、本郷事件。
6月3日、測量法が制定されたことを記念して、当時の建設省(現在の国土交通省)が制定した。
6月30日、平事件。

7月、相沢忠洋が群馬県の岩宿遺跡にて旧石器を発見。旧石器の発見は日本初(→日本の旧石器時代)。
7月5日、下山事件。
7月15日、三鷹事件。
7月27日、世界初のジェット旅客機、デ・ハビランド DH.106 コメットの初飛行。

8月6日、弘前大学教授夫人殺人事件。
8月8日、ブータン王国独立。
8月12日、戦争犠牲者に関するジュネーヴ諸条約締結。
8月17日、松川事件。
8月26日、シャウプを団長とするシャウプ使節団が、シャウプ勧告をGHQに提出。
8月29日、ソ連が初の核実験に成功。

9月、穴の開いた5円玉が発行される。
9月1日、大日本麦酒が朝日麦酒と日本麦酒に分割される。
9月1日、鐘紡から非繊維事業が分社化され、鐘淵化学工業が発足。
9月7日、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)正式に発足。
9月13日、ソ連、アイスランド、イタリア、セイロン、フィンランド、ヨルダンの国連加盟申請に拒否権発動。
9月15日、国鉄でダイヤ改正。特急列車が運行を再開。
9月20日、武生事件。

10月、湯川秀樹、ノーベル物理学賞を受賞。日本人初のノーベル賞受賞者。
10月1日、中華人民共和国成立。
10月7日、ドイツ東部のソ連占領地区にドイツ民主共和国(東ドイツ)成立。ドイツの東西分裂が確定。
10月25日、第6臨時国会召集(12月3日閉会)。

11月26日、プロ野球が2リーグに分裂。

12月4日、第7国会召集(1950年5月2日閉会)。
12月8日、この日までに蒋介石率いる中華民国政府の台湾への移転が完了。
12月16日、スカルノインドネシア大統領就任。
12月24日、聞慶虐殺事件。
12月29日、インドネシアの独立が確定。