西暦1953年(昭和二八年)

1953年 概要

ミハイル・コーガン、仕切り直して「太東貿易株式会社」を創業。会社の創業年月日はこの太東貿易のものである。「太東」とは「極東の猶太(ユダヤ)人会社」を指すと言う。日本で初めてウォッカを販売した事で知られる。これが後のタイトーとなる。 明仁皇太子、3月30日から10月12日までの半年余りにわたり初の外遊。ヨーロッパ12か国およびアメリカ・カナダを歴訪。 DNAの二重らせん構造が決定された。 REM睡眠が発見される。 水俣湾周辺の漁村地区などで猫などの不審死が多数発生


出来事

1月10日、大洋と松竹の合併に伴い、セ・リーグは6球団制へ移行。
1月13日、ヨシップ・ブロズ・チトーがユーゴスラビア大統領に就任。
1月28日、東京・銀座で風船に使用した水素ボンベが爆発。死者1名(銀座チョコレートショップ爆発火災)。
1月、ダレスの巻き返し政策。

2月1日、NHKが日本で初のテレビジョン本放送を東京で開始。
2月19日、別府市警察署事件。

3月14日、衆議院解散(バカヤロー解散)
3月21日、資生堂、「ドルックス オーソドックス(ノーマル)」発売。
3月24日、国際電信電話株式会社(KDD)設立
3月25日、東洋水産(当時:横須賀水産株式会社)設立

4月、永谷園(当時:永谷園本舗)設立
4月、大塚製薬工場、「オロナインH軟膏」発売。
4月19日、第26回衆議院議員総選挙投票(1955年1月24日解散(天の声解散))。
4月27日、阿蘇山噴火。死者6人、負傷90余人。(日本火山総覧)

5月18日、旧二級国道が施行
5月18日、第16特別国会召集(8月10日閉会)。

6月17日、前日から東ベルリンで起きていた、市民による反東ドイツ政府デモがソ連軍に弾圧される(6月17日事件)。
6月18日、アメリカ空軍のC-124輸送機が東京都小平市に墜落、死者129名(立川基地グローブマスター機墜落事故)。
6月19日、ローゼンバーグ夫妻処刑(ローゼンバーグ事件)。
6月20日、中日球場のナイター設備が完成。
6月25日、岡山県加茂町の加茂中学校体育館にて映画を上映中に火災が発生し生徒ら13名焼死。
6月25日〜29日、昭和28年西日本水害。九州地方を中心に758名の死者を出した集中豪雨が発生。
6月、エジプト共和国宣言発表。
6月2日、明仁皇太子、イギリス・エリザベス2世の戴冠式へ昭和天皇の名代として参列。この前年に、日本は独立を回復しており、明仁親王の訪欧は国際社会への復帰の第一歩と期待された。 このとき地位は皇太子であったが、昭和天皇の名代の格式が加わっていたため、応接する諸国では天皇としての応対を行なった。後年、平成19年(2007年)の訪欧前の会見においては、このことを回想して名代の立場の重さを思い、相手国を慮る趣旨の発言を行なっている。しかしこの外遊の結果、学習院大学の単位が不足し進級できず、長年の学友たちと学年が異なることを回避するため、以後は聴講生として学問を続ける。

7月17日〜18日、南紀豪雨(紀州大水害)。和歌山県を中心に死者・行方不明者1,046名を出した集中豪雨が発生。
7月26日、モンカダ兵営を襲撃したキューバ革命記念日。
7月27日、朝鮮戦争の休戦成立。
7月、ベリヤ・ソ連副首相逮捕(12月処刑)。

8月、イラン政変
8月8日、ソヴィエト連邦が水爆保有を発表。
8月8日、ラズエズノイ号事件。
8月10日、静岡県三島市にある花火工場で爆発があり8名死亡、2名重傷。
8月14日-15日、南山城豪雨。京都府南部を中心に死者105名。朝日新聞により日本で初めて「集中豪雨」の語が使用される。
8月28日、日本テレビ放送網(日本初の民間放送によるテレビ局)がテレビジョン本放送を開始。また日本で初めての放送事故が発生。

9月、イタリア、ユーゴスラビアとトリエステ紛争。
9月27日、巨人が対阪神ダブルヘッダーに連勝し、3年連続セ・リーグ優勝(V3)。

10月1日、町村合併促進法施行。
10月16日、日本シリーズで巨人が南海を4勝2敗1分で下し、3年連続の日本一達成。
10月29日、第17臨時国会召集(11月7日閉会)。

11月21日、ロンドン郊外で発見されたピルトダウン人、捏造と発覚。
11月30日、第18臨時国会召集(12月8日閉会)。

12月10日、第19国会召集(1954年6月15日閉会)。
12月25日、奄美群島が日本に返還。
12月、米英仏首脳のバミューダ会談。