西暦2004年(平成一六年)

2004年 概要

南ニュージーランド沖から2250km先の南極海域にかけて、大量のUFOが出現する。このUFO群は以後もこの海域に出現し続けるようになる。 同時期、大規模なUFO群が、南米チリ上空にも出現する。 ウィキリークスによると、この年より、アメリカとエイリアンの戦争が発生したものと思われる。 新潟県中越地震が起こる。 今上天皇明仁、自衛隊のヘリコプターで被災地を見舞った。 東京大学の古澤明教授らが3者間での量子テレポーテーション実験に成功する。 全国で、一年を通して平均気温が高かった。そのうち夏は各地で記録破りの猛暑になった。特に東日本では、一年間の平均気温が平年より 1.3℃ も高く、戦後で最も気温の高い年となった。 過去最多となる10個の台風上陸、同じく過去最多タイとなる19個の台風接近(上陸した10個も含む)が各地に大きな被害をもたらした。 梅雨前線は平年より勢力が弱かったものの何度も活発化したほか、秋雨前線が長く日本列島に居座ったため、夏から秋にかけて豪雨災害が頻発した。


出来事

1月1日、明治生命と安田生命が合併し、「明治安田生命」が誕生。
1月1日、小泉首相、靖国神社に元旦参拝。
1月4日、グルジア大統領選挙でミヘイル・サアカシュヴィリが圧勝。
1月11日、初の2038年問題によりATMの誤作動発生。
1月12日、山口県の養鶏場で日本国内では79年ぶりとなる鳥インフルエンザが発生。
1月19日、自衛隊イラク派遣開始。陸上自衛隊先遣隊がイラク国内に入る(初めての陸上自衛隊の戦闘地域への派遣。
1月下旬、第一級寒波が日本列島に流れ込み、北海道から九州にかけての日本海側で大雪。寒気が西日本から流れ込んだため、西日本では顕著な低温となった。また風向きが西風だったため鹿児島市では東シナ海からダイレクトに雪雲が流れ込み、積雪を観測した。
1月25日、岸和田中学生虐待事件、発見当時の少年の体重は24キログラムだった


2月、関東南部中心に全国的に2月としては記録的高温(特に月後半)。
2月22日・29日は関東地方各地で20℃を越す暖かさ。東京・横浜・千葉等で25年振に降雪日なし、東京の月平均気温は8.5℃と2月としては歴代1位(当時)の気温。
2月8日、自衛隊イラク派遣の陸上自衛隊本隊第一陣がイラクのサマーワに入る
2月17日、大分県九重町でペットのニワトリ(チャボ)の鳥インフルエンザウイルス感染が確認(山口に続いて今年2件目)
2月17日、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件が発生
2月20日、米カリフォルニア工科大などのグループが地球から約70億キロ離れた太陽系外縁部カイパーベルトに、直径が冥王星の6〜7割ほどもある小惑星を発見。同グループは2002年にも小惑星クワオアーを発見している。
2月25日、1888(明治21)年7月に大噴火を起こした磐梯山の噴火直後の被災地を撮影した写真21枚が、中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」の「1888年磐梯山噴火分科会」の調査により宮内庁で発見される。当時の新聞に磐梯山噴火の写真を宮内庁の侍従が明治天皇と皇后に献上したという記事があったのを発見したのがきっかけで調査となった。
2月27日、オウム真理教の麻原彰晃被告に一審で死刑判決 2月29日、京都丹波町の養鶏業者が鳥インフルエンザに感染しているのを隠して鶏を出荷していたことが判明。
2月29日、ハイチのジャン=ベルトラン・アリスティド大統領が反乱で辞任、出国 2月29日、日本テレビが汐留の新社屋に移転


3月、京都の感染事件により鳥インフルエンザが近畿中国地方各地に拡大。感染を恐れた人が鶏を捨てたり殺す例が相次ぎ、鶏の処分に自衛隊を投入したり、政府が対処法を全国へ配布するなどの騒ぎに。 3月、ブラジル沖で、大西洋南部としては史上初めてサイクロンが発生した。
3月、アメリカ合衆国や西インド諸島を、チャーリー、フランシス、アイバン、ジーンなどのハリケーンが連続で通過・上陸し、多大な被害や数百万人の避難者をもたらした。
3月1日、 2003-2004年冬、北日本・関東等は観測史上有数の暖冬だった。
3月1日、日本で製造業への人材派遣が解禁。
3月4日、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(当時、野球日本代表監督)が脳梗塞で入院
3月11日、スペイン列車爆破事件発生
3月12日、韓国国会が盧武鉉大統領弾劾を決議(5月14日、弾劾棄却)
3月13日、九州新幹線新八代駅?鹿児島中央駅間が開業。肥薩おれんじ鉄道開業
3月14日、ロシア大統領選挙でウラジーミル・プーチン大統領再選
3月16日、田中真紀子元外相の長女のプライバシーを侵害したとして東京地裁が週刊文春に対して出版差し止めの仮処分命令。
3月19日、イギリスの研究チームが、イングランド、ウェールズ、スコットランド地方で調査した結果、鳥類、蝶、植物の数が大幅に減少していることが判明したと発表。この40年間でイギリスの鳥類種の54%、在来種の植物の28%が減少しているという。現在の生物種の絶滅速度は、過去数度の大絶滅期よりも速いと言われている。過去の絶滅は天体衝突や、地球内部の活動などが原因と指摘されているが、現在の絶滅は人間の活動に原因がある。
3月20日、中華民国(台湾)総統選挙で陳水扁総統再選。
3月22日、イスラエル軍がハマースの指導者アフマド・ヤースィーンを殺害。
3月23日、全日本空輸の羽田国際空港発山口宇部空港行きの機長が、国土交通省の試験官が同乗しているにもかかわらず2度に渡り飛行中に居眠りをする。
3月24日、中国人活動家が尖閣諸島に上陸。沖縄県警が逮捕。
3月24日、アサヒ飲料が三ツ矢サイダーをリニューアルし、経営不振からV字回復果たす。
3月31日、札幌市交通局が市営バスの運行から撤退(政令指定都市で初)、路線を民間バス事業者に完全移譲。


4月1日、日本航空と日本エアシステムが完全に経営統合。
4月1日、特殊法人 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が民営化され、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)になる。
4月1日、新東京国際空港公団が民営化され、成田国際空港株式会社になる。
4月1日、医師の卒後研修が義務化。
4月1日、消費税の内税(総額)表示の義務化。
4月1日、市町村合併により7府県で11市が誕生。
4月1日、 松下電器産業が、オキシライド乾電池を販売。
4月1日、日本育英会、財団法人日本国際教育協会、財団法人内外学生センター、国際学友会、財団法人関西国際学友会が合併し、日本学生支援機構設立。
4月3日、富士山の構造が3層ではなく4層であることが、東大地震研究所のボーリング調査で判明。従来、富士山は、小御岳、古富士という二つの火山の上に出来たと言われていたが、小御岳より前にもう一つ火山があったことが明らかになった。
4月7日、イラク日本人人質事件発生。
4月12日、野球日本代表監督の長嶋茂雄氏が退院。
4月17日、イスラエル軍がハマース強硬派指導者アブドゥルアズィーズ・アッ=ランティースィーを殺害。
4月22日、北朝鮮平安北道竜川駅爆発事件。
4月23日、国の天然記念物に指定されている京都の深泥池で、絶滅の危機にある貴重な植物5種が最近20年余りの間に絶滅したとみられることが、光田重幸・同志社大工学部助教授の調査で判明。富栄養化などが原因と見られる。
4月28日、年金改革関連法案が与党賛成多数で可決。
4月30日、長崎県・国営諫早湾干拓事業で、亀井農相が潮受け堤防排水門の中・長期開門調査を実施しない意向を表明したことにより、調査を求める佐賀県有明海漁協水産振興研究連絡協議会のメンバーらが長崎県諫早市沖の堤防排水門前で漁船約200隻による抗議の海上デモを実施。有明海では海の環境悪化が急速に進んでいるが、干拓事業が原因という説が有力で、各方面から開門調査が求められている。
4月某日、政治家の年金未納問題が相次いで発覚。


5月1日、欧州連合に新たに10か国が加盟、合計25か国になる。
5月5日、ロシア連邦チェチェン共和国のアフマド・カディロフ大統領暗殺。
5月5日、日本で未明に皆既月食。 5月6日、上海総領事館員自殺事件。
5月6日、日本の登録車のナンバープレートの希望番号制で、「・・・8」「・・88」の2つの一連指定番号が抽選番号に移行する(自家用のみ)。また事業用の抽選が廃止される。
5月7日、年金未納問題で、福田康夫官房長官が辞任。
5月9日、最近5年間の日本の平均海面水位は過去100年で最も高いレベルとなっていることが気象庁の調べで判明。海面上昇は1985年以降の日本近海の水温上昇と関係があると見られ、各地で浸水が発生している。
5月9日、高松市の地下にある直径4kmの「高松クレーター」について、カナダの地球衝突データベース管理委員会は、隕石衝突の証拠不足を理由に隕石クレーター国際リストへの登録を見送ったことが明らかになる。同クレーターは火山の噴火による陥没説が有力だが、隕石衝突を唱える学者もいる。
5月10日、徳仁親王の人格否定発言。
5月10日、Winnyの開発者が京都府警に逮捕。
5月10日、フィリピン大統領選挙。現職グロリア・アロヨ大統領が当選(確定は6月24日)。
5月10日、年金未納問題で、民主党の菅直人代表が辞任。
5月13日、ホンダより新型ミニバンエリシオン発売。
5月14日、米カリフォルニア大サンタバーバラ校などの研究チームがオーストラリア北西沖約200キロの海底で、約2億5000万年前の古生代末期に地球に衝突した巨大隕石の跡と見られる直径190kmの地質構造を発見。同時期に生物の9割が滅ぶ大異変が起こっているが原因は諸説あって不明。
5月17日 - イラク統治評議会のイッズッディーン・サリーム議長暗殺。
5月18日、三宅島の噴火活動で放出された火山ガス中のアンモニアが海に溶け、栄養分となって植物プランクトンが繁殖していることを、東京大や東海大などの研究チームが突き止める。三宅島近海は、海流の位置から栄養分には乏しいと言われている。
5月18日、WHO(世界保健機関)の年次総会が17日にジュネーブで始まったが、台湾のオブザーバー参加をめぐって紛糾、初日に予定されていた李鍾郁WHO事務局長と金大中・前韓国大統領の演説が18日に延期される異例の事態となる。台湾の参加については、中国が猛反対し各国が同調しているが、感染症流行は各国の政治主張とは関係なく拡がるため、関係の深い日本やアメリカは台湾の参加に賛成している。
5月18日、 2つの立てこもり事件が相次いで発生。栃木県宇都宮市の立て篭もり事件は約44時間後に犯人と人質の女性が死亡。
5月22日、小泉首相が北朝鮮を再訪問。平壌で、日朝首脳会談が行われる。拉致被害者の家族5人が帰国。
5月27日、イラクで取材の日本人ジャーナリスト2名殺害。


6月1日、軽自動車のナンバープレートで、5ナンバーの事業用の払い出しが始まる。
6月1日、佐世保小6女児同級生殺害事件が発生。 6月2日、イラク統治評議会が解散し、イラク暫定政権が発足。暫定政権の元首となる大統領にスンナ派部族指導者のガーズィー・ヤーワル、実務を担当する首相にシーア派で政党指導者のイヤード・アッラーウィーが就任。
6月4日、三郷市逮捕監禁致傷事件で犯人逮捕。犯人は女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人であった。
6月4日、巨人の清原和博一塁手が、対ヤクルト戦(神宮球場)で2000本安打を達成する。
6月8日、金星の日面通過。130年ぶりに日本で観測。
6月8日、G8シーアイランド・サミットが米国ジョージア州で開催(〜6月10日)
6月10-13日、欧州連合加盟国で欧州議会議員選挙の投票が行われる。
6月13日、近畿日本鉄道が大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの合併計画を発表。これをきっかけに1リーグを目論む読売・オリックス連合とプロ野球ファンとの間で未曾有の大混乱劇の開始となった。
6月23日、東京メトロ半蔵門線渋谷駅で駅員が銃撃され負傷する事件発生。
6月28日、イラクを統治してきた連合国暫定当局 (CPA) がイラク暫定政権に主権を移譲。


7月1日、中国の「高句麗前期の都城と古墳」、北朝鮮の「高句麗古墳群」、日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」などがユネスコの世界遺産に登録。
7月5日、トカラ列島の諏訪之瀬島で爆発的噴火。
7月7日、警視庁は1995年に起きた警察庁長官狙撃事件の容疑者としてオウム信者だった元警視庁巡査長と元オウム真理教幹部2名を殺人未遂容疑で逮捕(7月28日に証拠不十分で不起訴処分、釈放)。
7月11日、第20回参議院議員通常選挙投開票実施。
7月13日、新潟県と福島県で集中豪雨となり、新潟では死者15人。道路損壊・崖崩れなど多数。三条市や中之島町(現在の長岡市)を中心に甚大な被害。
7月16日、性同一性障害特例法が施行。
7月18日、韓国で史上最悪の連続殺人事件容疑者(21人殺害、自白では26人)をソウル警察庁が逮捕。
7月18日、福井県で福井豪雨発生。JR越美北線の橋梁が流失。
7月20日、東京千代田区大手町で39.5℃を記録した他、各地で最高気温の記録を更新した。
7月21日、日本の小泉純一郎首相と韓国の盧武鉉大統領とが済州島で会談
7月24日、福井県で豪雨。堤防の決壊で福井市・鯖江市などで洪水。
7月30日、参議院議員・扇千景が女性初の参議院議長に就任 8月2日、兵庫県加古川市で2軒7人が刺殺される事件発生。親類の男による犯行。


8月7日、北京のサッカーアジアカップで日本が優勝。中国人ファンが反日騒動。
8月9日、福井県三方郡美浜町の関西電力美浜原子力発電所で蒸気漏れ事故発生。
8月12日、リー・シェンロンがシンガポール首相に就任。
8月13日、アテネオリンピック開幕(〜8月29日)。
8月13日、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学で米軍普天間基地のヘリコプター墜落(沖国大米軍ヘリ墜落事件)。
8月13日、プロ野球再編問題のさなか、ドラフト候補への裏金問題が表面化。巨人の渡辺恒雄オーナーが責任を取り辞任。
8月22日、第86回全国高等学校野球選手権大会において、駒澤大学附属苫小牧高等学校が北海道勢として史上初の高校野球大会優勝を飾る。
8月30日、台風16号により高松市などで高潮被害。1万戸以上が浸水。


9月〜12月、主に東北北陸で食されるスギヒラタケによるとみられる急性脳症で死亡者が相次ぐ。スギヒラタケは常食の無毒のキノコで、原因は特定できず。 9月1日、浅間山が噴火。
9月1日、ロシア北オセチア共和国でベスラン学校占拠事件起こる(〜3日)。人質となった学校の生徒やその親、教員ら1000人以上が死傷。
9月3日、北朝鮮脱出者29名が北京の日本人学校に駆け込み。
9月3日、 WRC(世界ラリー選手権)が日本で初めて開催される(〜9月5日)。
9月5日、紀伊半島沖を震源とする地震が発生。三重県庁では地震速報システム「ナウキャスト地震計」が振動を観測して揺れが到達する前に地震警報を出す。14万人に津波避難勧告が出されたが、その後の調査で、実際に避難をしたのは6%たらずの8600人にとどまっていたことが明らかになる。
9月7日、台風18号。西日本・北海道を中心に重大な被害を与える。死者31人。
9月9日、愛知県豊明市で母子4人が殺害された後に放火される事件が発生。2008年7月現在、犯人は捕まっていない。
9月11日、栃木兄弟誘拐殺人事件発生。13日に同居の男逮捕、兄弟は遺体で発見される。
9月17日、日本プロ野球選手会がプロ野球史上初の土日のストライキを決行(プロ野球ストライキ)。
9月17日、愛知県、長野県でタクシー運転手1名と老人3名を殺害したとして無職男性を逮捕。
9月19日、江沢民が中央軍事委員会主席を退き、胡錦涛が中国の共産党、政府、軍の全権を掌握。
9月27日、第2次小泉改造内閣発足。
9月28日、ニューヨーク商業取引所 (NYMEX) で原油先物相場が1バーレル50ドルを突破し、史上最高値を更新。
9月29日、小惑星トータチスが、時速3万5000kmのスピードで、地球から155万キロまで接近通過。1353年以来の大接近となる。
9月29日、台風21号。西日本を中心に主に大雨による被害。死者25人。
9月30日、台風21号が日本列島を縦断。同日だけで死者18人、行方不明7人。
9月30日、3月に脳梗塞で倒れた、長嶋茂雄氏が読売新聞社を訪れた際の写真が東京ドームで公開される。
9月30日、アメリカ海軍の巡洋艦で世界初のイージス艦である、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の1番艦タイコンデロガ (ミサイル巡洋艦)が退役。


10月1日、プロ野球・セ・リーグ、中日ドラゴンズが5年ぶり6度目のリーグ優勝。
10月1日、東海道新幹線開業40周年。
10月1日、メジャーリーグ、ジョージ・シスラー選手が1920年に打ち立てたシーズン最多安打記録257本を、シアトル・マリナーズのイチロー選手が84年ぶりに更新。最終的に262安打の新記録を打ち立てた。
10月1日、アメリカ・セントヘレンズ山が噴火。4日には水蒸気爆発。同山は1980年に山頂が吹き飛ぶ大爆発で57人が死亡している。
10月1日、住友化学工業が住友化学に商号を変更。
10月6日、名古屋市営地下鉄名城線がループ運転開始。日本初の地下鉄環状運転。同じく名古屋市内ではあおなみ線が開通。
10月8日、海上保安庁は、宮城県沖100キロの海底が年間8センチの速度で西北西に移動している実態を初めて測定したと発表。同地域は近い将来に大地震が発生する可能性が高いと言われている。
10月9日、台風22号。東海・関東地方を中心に重大な被害を与える。死者7人。
10月10日、 リトアニアで議会選挙が実施。左派諸党派が勝利。
10月12日、埼玉県皆野町で男女7人、神奈川県横須賀市で女性2人が集団自殺。
10月14日、国際自然保護連合(IUCN)などの専門家チームによって、初めて両生類の包括的な調査が行われ、その結果、約5700種の両生類のうち、約2500種で数が減っており、1980年以降、少なくとも9種が絶滅し、113種が生息地が確認できず絶滅した可能性が高いことが明らかになる。
10月14日、北日本を中心に部分日食。
10月16日、ロシア極東地方で発生した森林火災が拡大し、煙は中国や北海道にも達する。
10月17日、栃木5億円強奪事件。
10月19日、中国が長征3号Aロケットで静止気象衛星「風雲2号C」を打ち上げ。
10月20日、大型で強い台風23号が、高知県土佐清水市付近に上陸。上陸は今年10個目で、観測史上最多記録を更新。京都府舞鶴市では由良川が決壊し、観光バスやトラックなどが濁流に取り残されるなど洪水が多発。富山港では帆船海王丸が座礁。22日の時点で、全壊37、半壊62、一部破損1088、床上浸水8201、床下浸水16581。23日までに死者80人、行方不明者12人。
10月22日、ロシア下院、京都議定書を批准。
10月22日、沿岸の比較的浅いところで起こる地震は、月の引力の向きに合わせて増減する可能性が高いことが、防災科学技術研究所とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究で明らかになる。1977年から2000年までに起こったマグニチュード5・5以上の地震のうち、深さ40キロ・メートル以内で起こった、断層の上の面がずり上がる「逆断層」型の2027地震を解析した結果、約12時間周期でピークを迎える月の引力の、ピーク前後に地震が集中。地形のひずみがたまっているところへ、月の引力が引き金となり、誘発される地震の割合が増えるという。
10月23日、新潟県中越地方を中心とする断層型の大地震が発生。震度6級の地震が短時間に3連続して起こり、川口町では震度7に達する。11月11日までに死者40人。負傷者は少なくとも2500人以上。死亡者の中には、避難先でのエコノミークラス症候群などが含まれる。上越新幹線が脱線して運行停止になったほか、中越各地で建造物少なくとも2500戸以上が全壊、多数が損壊。道路が寸断し土砂崩れで川がせき止められてダム化が各所で起こった山古志村は全村避難へ。避難者数は10万人を超す。 10月23日、トカラ列島の諏訪之瀬島で7月に続き爆発的噴火。
10月25日、新潟県中越地震を激甚災害に指定。
10月26日、土星探査機カッシーニが土星に最接近。衛星タイタンなどの調査に当たる。
10月26日、豪雨による不作で野菜が高騰しているため、農林水産省は価格安定策を実施すると発表。大都市圏では品不足が続いているため、不揃いの野菜の販売や、短期生育できる野菜の生産促進を行う。野菜の他、鳥インフルエンザの影響で卵も不足し高騰。
10月26日、国土交通省は、中越地震の救援物資輸送車両に対しては、有料道路の料金を徴収しないよう通達。
10月26日、総務省は、地上デジタル放送を活用して、災害発生時に個人の携帯電話に避難命令を送信するシステムの開発や実証実験に2005年度から乗り出すことを決定。06年度の実用化を目指す。
10月27日、中越地震の長岡市の土砂崩れ現場から2歳の男の子が発見され生き埋めから92時間ぶりに無事救助される。母親、姉とともに車で移動中に地震に遭遇し生き埋めとなったもので、母親と姉は死亡。
10月27日、中越地方で震度6弱の余震が発生。
10月29日、ノロドム・シハモニがカンボジアの国王に即位。
10月29日、ローマで欧州のための憲法を制定する条約が調印される。
10月30日、イラクでヨルダン人ザルカーウィーの武装組織に拘束された日本人男性の遺体が発見される。


11月1日、日本で新紙幣発行。肖像画は、1万円札が旧紙幣と同じく福澤諭吉、5千円札が樋口一葉、千円札が野口英世。
11月1日、改正道路交通法施行、運転中の携帯電話使用が罰則対象に。
11月2日、米大統領選挙一般投票、共和党所属の現職ブッシュが勝利。
11月2日、プロ野球で東北楽天ゴールデンイーグルスの新規参入が決定。新規参入でのプロ野球球団誕生は50年ぶり。
11月5日、防衛庁は、南関東直下型地震に備えて策定した自衛隊の災害派遣計画案を公表。地震発生から24時間以内に練馬の第一師団など1万9100人を、72時間以内に7万3300人の自衛官を投入し、最終的に約8万5000人で対応する。各都県別では、東京都に約3万4000人、神奈川県に1万5000人、静岡県に8000人、埼玉、千葉、栃木、茨城の各県にそれぞれ7000人。このほか、海上自衛隊は人員約5000人、航空機約50機、艦艇約50隻、航空自衛隊は人員約5000人、航空機約75機を投入する。
11月9日、欧米の環北極8カ国の科学者らが実施した調査の結果がアイスランドで発表され、温暖化により平均気温は4〜7度も上昇、氷河の溶解などで海面は10cm以上上がり、2100年までにホッキョクグマなどの動物は絶滅の恐れがあるとの予測が示される。
11月11日、パレスチナ解放機構のヤーセル・アラファト議長死去。
11月14日、浅間山が中規模の噴火。
11月後半-12月 - 釧路や根室半島沖など北海道各地で震度5強の地震が3回発生。
11月17日、海上保安庁は、東海地方から九州沖にかけての海底で発生が予想されている「東海・東南海・南海地震」の津波災害について予想した「防災情報図」を発表。発生する津波の高さは、条件によっては、中央防災会議の予測(3m)よりも高い最大8mと試算。
11月20日、APEC首脳会議、チリのサンティアゴで開催(〜21日)。
11月20日、Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズが創立初セカンドステージ優勝。
11月20日、宮崎駿監督作品、アニメ映画ハウルの動く城公開。
11月22日、ウクライナ大統領選挙で、現職首相のヤヌコーヴィチ候補が当選したが、大規模な不正が発覚し、大野党による抗議運動が勃発。
11月24日、バローゾ委員会発足。プローディ委員会の任期は10月31日までだったが、新委員会人事の承認が遅れたため、この日に発足した。
11月25日、新潟県山古志村で、ヘリから電磁波を送って反射する波で軟弱地盤を探査する実験が行われる。農業工学研究所が考案したシステムで、地中の水分の量で異なる電気抵抗により、反射される波の違いから地盤が軟弱かどうかを判定する。
11月29日、北海道東部で地震。釧路町、弟子屈町、別海町で震度5強。小規模の津波を観測。12月6日にも震度5強の地震。 11月30日、三宅島が2年ぶりに小規模の噴火。
11月30日、この日をもってPHSのアステルグループ各社間のローミングが停止し、アステルグループが事実上崩壊。この時点でグループ10社中4社が撤退、1社が撤退決定、3社が新規受付終了。


12月、日本でふたご座流星群を観測。 12月1日、東京国際空港第2旅客ターミナルビルが開館。
12月1日、牛肉トレーサビリティ法が全国で施行。
12月2日、ニンテンドーDSが発売。
12月3日、フィリピン国軍の南ルソン司令部は、11月末から連続してルソン島東部を襲った熱帯低気圧と台風27号による死者が753人、行方不明者は345人に達したと発表。ケソン州で特に被害が大きく、その多くが土砂崩れと洪水で、違法伐採が原因と言われる。
12月4日、ゴジラシリーズ最終作『ゴジラ FINAL WARS』公開。50周年記念作として製作された本作で、半世紀の歴史にひとまずのピリオドが打たれる。
12月5日、台風級の低気圧が日本列島を移動。各地で暴風となり、交通機関に混乱。四国から東海では豪雨、北海道では大雪となる一方、関東地方では真夏日に。
12月12日、プレイステーション・ポータブルが発売
12月13日、埼玉県さいたま市のドン・キホーテ浦和花月店、大宮大和田店で相次いで放火と見られる火災が発生。浦和花月店で3人が死亡、7人が重軽傷を負う大惨事になる。その後も大宮大和田店(2度目)、環八世田谷店などで放火と見られる火災が相次ぐ。
12月15日、中央防災会議は専門調査会で、首都直下で地震が発生した場合の被害想定をまとめ公表。最悪のケースで死者は東京、神奈川、埼玉の1都2県で約1万2000人。建物被害は8都県で約85万棟、帰宅困難者は、日中で650万人に上るとしている。 12月17日、小泉純一郎首相、鹿児島県指宿市で盧武鉉韓国大統領と会見
12月18日、厚生労働省と国立感染症研究所は、京都府丹波町の浅田農産船井農場で発生した鳥インフルエンザで、従業員らのウイルス感染の陽性反応が出た5人のうち、1人の感染をほぼ確認。
12月22日、国内で鳥インフルエンザの感染が公式に確認
12月23日、ドイツ・ベルリン自由大などのチームが、火星の赤道に近い地域に、約240万年前に火山活動があったことを突き止め、英科学誌ネイチャーに発表。将来噴火する可能性も考えられると言う。
12月24日、ダイエーからソフトバンクへのプロ野球球団譲渡が承認され、福岡ソフトバンクホークスが2005年から誕生することが決まる
12月26日、スマトラ島沖で大規模な地震が発生。モーメントマグニチュード9.3という規模で、大津波が発生し、インドネシア、タイ、マレーシア、スリランカ、インドで大きな被害を出す。未確認ながら、ミャンマー、ソマリアでも大きな被害が出たと言われる。津波はアフリカ東岸を襲い、南極にも到達した。死者・行方不明者は判明しているだけで、翌年までに22万6500人以上。現地の住民以外にも、クリスマス休暇のためにタイやマレーシアのリゾートを訪れていた欧米人観光客が多く犠牲になった。日本人も少なくとも40人が死亡している。この大災害の中心地となったアチェでは独立運動による紛争が相次いでいたが、災害を受けて和平合意した。地震直後、日本でも地下水位が変動し、断層に影響を与えたとする説もある。地震波は翌年になっても地球を回り続け各地で観測、地球の地軸が2cm移動したと言われる他、1日の長さが100万分の3秒短くなるなど、地球規模の大変動となった。前後にオセアニアや東南アジアでM7〜8クラスの地震が頻発したほか、インドネシアでは火山の噴火が相次ぐなど、関連性を疑われる現象も観測。津波報道がまったく為されなかったことが被害を大きくしたことから、日本主導でインド洋津波早期警戒・警報システムの構築が進められている。
12月27日、中華民国(台湾)の李登輝前総統が来日。翌年1月2日に出国
12月28日、地球から2万〜3万光年離れた、いて座の方向にある中性子星とみられる天体で巨大な爆発現象が発生し、これまでで最大強度のガンマ線が地球に飛来。放出されたエネルギーは、銀河系のすべての星の光を合わせた数百倍に達すると推定されるという。
12月28日、日本政府は、スマトラ島沖の巨大地震による大津波災害をうけ、インド洋で津波の緊急警報システムと、各国の防災対策を共有する「災害データベース」の構築のための技術的支援を決定。同日、災害地域に海上自衛艦「きりしま」「たかなみ」「はまな」の派遣を決定。
12月28日、気象庁の生物季節観測で、ホタルが光る姿を初めて観測した「初見日」やアブラゼミの「初鳴き」が平年より早まり、秋にソメイヨシノが開花するなど、温暖化の影響と見られる異変が相次いで観測されていたことが明らかになる。
12月28日、野生パンダが生息する中国四川省の保護区で、餌となる竹が花を咲かせ、枯死する60年に一度の自然現象が広範囲に発生。餌不足によるパンダの減少が懸念されるため、パトロールを強化。
12月30日、世界保健機関(WHO)は、スマトラ沖地震と津波による被害で「300万人から500万人の被災者が清浄な水、適切な避難場所、食料、衛生施設、医療を必要としている」と指摘、最大で500万人が下痢やマラリアなど感染症の危険にさらされていると警告。
12月31日 、南岸低気圧の通過で西日本?東日本で大雪となり東京都心でも3cmの積雪をはじめ関東一帯で大雪。また寒気が東日本〜九州までの広範囲に流れ込んだため大阪、香川、岡山等の瀬戸内海側地方でも積雪した他、西では九州北部の福岡まで積雪を観測した。積雪を観測しなかった地方でも雪や霙が降った時間帯もあった。この大雪以降、冬型の気圧配置が続くようになり、翌年の3月まで日本海側では雪の降る日が多くなった。
12月31日、リトアニアのイグナリナ原子力発電所第1号機が操業停止