前の年代:
紀元前6000年〜紀元前5000年

紀元前5000年 〜 紀元前4000年

完新世の気候最温暖期。 この頃、海面は現在よりも数メートル(4mから10mまで諸説あり)程度高かったと考えられている。(縄文海進)
また、当時の日本は現在の海抜高度よりも数m低かったとされている。当時の日本の地形を想定する際には、現在の日本に対しておおむね8m程度、海面を高くすると地形自体を再現する事ができる。
さらに、延期式神名帳編纂以前から創建されたとされる神社の多くは、海抜を再現した際にちょうど波打ち際に建造されている事が見て取れる。
三次元社会では、エジプト文明が歴史に残る形で、完全に確立。

前5000年頃

大洪水が発生し、文明滅亡の危機があった。(縄文海進)
マルタ島/ハル・サフリエニの地下墳墓にある神託の部屋が建造された?
考古学者フェルナンド・コインブラ( Fernando Coimbra )博士を中心とした研究者チームが、イタリアのマルタ島にある「ハル・サフリエニの地下墳墓」にある神託の部屋が「ソルフェジオ周波数」と同様の正確な周波数の共鳴を利用していたかもしれない、という事を発見する。
ギリシャ・テッサリア地方で、新石器文化の農耕民が集落が栄える。
メソポタミアで原始的な印章の使用が始まる。
黒海での遺跡調査で、その可能性がある発見があった。
人々がエジプトに定住し始め、農耕が開始される。
中国長江流域で大渓文化、黄河流域で仰韶文化。
当時の日本の地形は、ほぼ日本の現状の地形であったが、部分的に海中に没している。
南から、有明湾・鹿児島湾がかなり内陸まで入り込む。大阪湾は現在の京都と大阪の境目である大山崎が海岸線。
伊勢湾は現在の岐阜市あたりまでが海岸線。三河湾はなく田原市は海中に没しており、豊橋市から浜名湖北側に海岸線が続いている。
駿河湾は全体的に内陸に入り込んでいる。現在の富士宮市が海岸線。
石川県能登半島はかなり島化に近い状態で、かろうじて陸続き。
神奈川県では秦野市あたりが海岸線を形成。現在の首都圏は、東京都渋谷区から埼玉県鴻巣市〜幸手市に海岸線が続き、霞ヶ浦は完全に湾を形成。常総市と取手市が陸続きとなっている他は、房総半島が完全に島を形成している状態。
新潟市は完全に水没、宮城県では大崎市あたりが海岸線となり湾を形成、青森は睦半島が水没し、陸奥湾は完全に海となっていた。津軽氏は湾を形成。
日本ではこの時期、人口が大幅に増加し、竪穴式住居や貝塚が盛んに作られた。丸木舟による漁労活動や交易が盛んに行われる。
1987年、北海道伊達市北黄金町において北黄金貝塚が発掘される。紀元前5000年~3500年頃のの集落遺跡。発掘調査では5カ所の貝塚のほか、水場の祭祀場、竪穴建物跡、墓跡などが発見された。

5000年頃-4000年頃

現メソポタミアにウバイド文明が成立。

5000年頃-前3400年頃

メキシコ南部のテワカン谷の人々がトウモロコシの栽培を始めた。 最初は野生のトウモロコシを採集していたが、紀元前3000年頃には野生種に改良が加えられ、穂軸が大きく、粒の落ちにくい栽培種ができあがる。

前4800年頃

ウバイド文明2期ハッジ・ムハンマド期が隆盛する。
大きな集落を中心に運河網が広く張り巡らされるようになった様が見て取れる。
チョガ・マミ(Choga Mami, 紀元前4700年 - 紀元前4600年)では灌漑農業の跡が発見されており、この時期開発された灌漑手法は速やかに各地に広がった。

前4736年

キシュ第2王朝の王トゥゲが死去。
メンヌンナが王位を継承する。

前4713年

ユリウス暦では、この年の「1月1日」が「ユリウス通日の起算日」と制定。

前4700年頃

バビロニア暦がつくられる。 ウバイド文明1期エリドゥ期がハッジ・ムハンマド期に変化し、この頃ほぼ消失する。

前4600年頃‐4200年頃

ヴァルナ墓地と呼ばれる金石併用時代の200基以上に及ぶ墳墓群が、黒海沿岸(現在のヴァルナ)に築かれる。
ハモウカル(現在のシリア北東部ハサカ県のイラク国境付近)で文明が起こる。位置的には、メソポタミア文明に含まれる。

前4556年頃

キシュ第2王朝の王メンヌンナが死去。
次の者が王位を継承する。(名前は残されていない)

前4500年頃

推定説として、惑星「ヤハウェ」が太陽系の惑星環境を変化させたという説がある。
その説によれば、
木星の大赤斑が吹き出した巨大な火山岩が、火星に超接近した際そこに住んでいた生物及び知的生命体を死滅させた。
次いで地球の衛星である月の地殻を破壊し、地球に未曾有の天変地異『ノアの大洪水』を引き起こした。
ヨーロッパで鋤の使用が始まる。
ノルウェーのレェディー洞窟で見つかった壁画(スキーをはいた狩人の描写)は、この頃に描かれたという説がある。
黄河上流から中流にかけて、鮮やかな文様を描いた陶器が盛んに作られ、使われる。これを彩陶(さいとう)と言う。
ウバイド文明3期および4期が隆盛する。
ウバイド文明2期ハッジ・ムハンマド期が3期および4期に変化し、この頃ほぼ消失する。
急速な都市化が見られ、文化の範囲も東方のザグロス山脈方向、南方のカタール等ペルシャ湾岸方向、北方のメソポタミア北部方向へと伸び、北ではハラフ文化に置き換わっていった。
またウバイド文化の遺物は地中海沿いのシリアなどでも見つかっており、交易網が伸展していたことがわかる。
この時、メソポタミアではスサ文明およびキシュ文明など、いくつかの文明が分派して始まる。
エジプト地域で、モエリス湖畔にファイユーム文化が成立する。

前4488年

マヤ暦の前周期/最後の年。

前4487年

マヤ暦の現周期/最初の年。 プレアデス星間リーグ/マイア星系は、6500年をかけてアルシオーネを周回。この時点でフォトンベルトに突入。
2012年を持って最期となる。

前4479年

現太陽星系が、金牛宮の時代へ移行。

前4400年頃

上エジプトの峡谷地帯を中心にナカダ文化が興った。 この時期のエジプトはいくつもの部族国家に分裂しており、やがてこの国家群が徐々に統合されていくつかの国家にまとまりはじめた。
ただし統合された部族国家は地域的なまとまりをもち続け、上エジプトに22、下エジプトに20、合計約42あるノモスと呼ばれる行政地区としてエジプト各王朝の行政単位となっていった。

前4300年頃

鹿児島県の大隅半島南端佐多岬の南西約40kmの鬼界カルデラが大爆発する。
その火砕流は半径100kmの範囲を覆い、またその火山灰は西日本各地に大量に降り注いだ。

前4266年

キシュ第2王朝の王が死去。(名前は残されていない)
ルガルングが王位を継承する。

前4103年

4月-5月、彗星アトラス(C/2019Y4)が地球に最接近する。地球からは「青い星」として見る事ができる。

前4200年頃

エジプト原始王朝時代が始まる。(2016年11月に発掘されたアドビスの古代都市の発見によって、変更の可能性あり)

前4100年頃

エンリル神による人類現象計画が開始される。
人口増加によって齎された騒音と喧騒のためにエンリル神の睡眠が妨げられるようになった事が原因。

次の年代:
紀元前4000年〜紀元前3800年